自尊心とは自分の立場を守ろうとする自分への自己愛の思考回路のことです。
自分は価値がある存在だと勘違いし、自分の言動が、正しいと考えていることが
「自尊心が高い」といえるでしょう。
生きていく上で過剰に自尊心が強すぎると周囲の人に悪影響を及ぼします。
表面上は人当たりが良さそうに見えるため最初はわからないことも多いですが
付き合いが長くなるにつれてその片鱗が見え隠れしてきます。
自尊心が高すぎる人がついやってしまうことって?
今回は5つの特徴をご紹介します。
もしかしたら身近なあの人も自尊心が強すぎる人かも!?
自尊心の強すぎる人の特徴とは
自尊心の強すぎる人の特徴は以下の通りです。
- 依存思考である
- 虚栄心、妄想、非現実言動が多くなる
- 自分が優れていると思い込み人を見下す
- 自尊心を傷つけた相手に対して攻撃的になる
- 人によって態度を変える
それぞれ詳しく説明していきます。
依存思考である
自分の事が中心にいたいと言う願望が強いため、「自分に依存している」形になります。
そのため自分を否定してくる人には攻撃性が増します。
虚栄心、妄想、非現実的言動が多い
自尊心が強すぎると、周りの人に対して「自分はすごいんだ」というアピールをしたがるので
- 出来もしない理想を掲げる
- 他人の話を自分自身の経験のように語る
- 論理的でない虚言を言い人を惑わせる
などの言動に走ります。
しかし、いざその状況になると逃げて他人のせいにするのがこういう人の特徴。
誰かを悪者にしてでも自分の立ち位置を守ろうとします。
自分が優れていると思い込み人を見下す
自尊心が強すぎると、自分が優秀だと思い込んでいるので
「自分が認めた人間(自分の自尊心を受け入れてくれる人)」=「優秀かつ善い人」と
判断しています。
其れにより人が出来ることは自分も同じ位出来ると勘違いし、自分が優れていると思い込み
自分を認めない人を見下すのです。
表向きは良い人そうですが、目を見ると笑っていなかったりします。
基本的に自分の話を聞かない人は相手にしません。
自尊心が傷つけられた相手に攻撃的になる
自尊心が傷つけられたと感じた場合に、その相手に対して
- 陰口を言う
- 相手にわからないところで攻撃する
- 相手の前では良い人のふりをする
という行動に出ることがあります。
こそこそ陰口を叩いていることが相手にばれて問い詰められても嘘をつき通し、
嘘はばれていないと思い込んでいます。
人によって態度を変える
自尊心が高すぎる人は「自分はすごい」と過剰にアピールするので
最初は周りの人から称賛され、陶酔感を得ます。
ただ、周りの人も馬鹿ではないので薄々こういう人の矛盾点に気づいてきます。
誰かに否定されると攻撃し、自分を良く知らない人のところへ行き同じことをします。
いったん陶酔感を得てしまうと失いたくないので、嘘を隠し通すために自分の過去を知らない人に「自分がいかにいい人であるか」や同情話を持ちかけて他人を利用しようとします。
同じことを繰り返し、また次の人、そのまた次の人…と宿り木を変えて人に迷惑を掛けて生き続けることになるのです。
人に迷惑を掛けて指摘されると、自分より弱い人間に対しては、嘘の過去を語り脅しに入ろうとします。
人の弱みで揚げ足を取る事が得意で、人の話より自分の話を優先します。
一方、自分より権力がある・頭が良い・人望がある人の前では懐いた様にふるまい、陰で悪口を言いふらすようになるのが特徴です。
揚げ足が取れないとわかると苦し紛れに陰で人格否定をするためです。
まとめ
自尊心が強すぎる人の特徴は以下の5点です。
- 依存思考である
- 虚栄心、妄想、非現実言動が多くなる
- 自分が優れていると思い込み人を見下す
- 自尊心を傷つけた相手に対して攻撃的になる
- 人によって態度を変える
周りに迷惑をかけているのに本人はまるで気づいていないというのが自尊心の強すぎる人の危険なところです。
自尊心の強い人間は自身の表面的な体裁しか保たない為中身のない人間が多いので気を付けましょう。
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